■着彩したSEM画の展覧会(2)

ミクロの世界では、日常では遭遇できない意外なパターンが発見できる。ここでは今まで観察したSEM像にパソコンのソフト(注1)を使って着彩した画像を紹介する。世の中には見事なSEM像の着彩画が出版されている(注2)が、ここで紹介する写真は、私が撮影したSEM写真ファイルから適当に取り出し、気ままに着彩したものである。したがってサイエンスとしての意味がないものもある。一種のアート展として見ていただきたい。

図1 図2


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図3 図4


図5 図6


図7 図8


図9 図10


図11 図12


図13 図14


図15 図16


図17 図18 図19


図20 図21 図22


いかがでしょうか。私としてはネクタイやハンカチーフの柄に良いかなと思ったりして描いています。
このような作品を友人に見せると、決まって、これはどんな試料の写真ですかと問われる。私はむしろアートとしての感想が欲しい。昆虫や植物のごく一部であったり、萎れていたりする試料であったりするので、説明は難しい。
しかし、どうしても題材を知りたいという方のために、試料名を記す。名前を知ってガッカリされないように。

図1:チョウの複眼、図2:アリの尾部、図3:モチカビ、図4:かつお節菌、図5:クモの出糸管、
図6:チョウの触覚、図7:稲葉、図8:ゼラニュームの腺毛、図9:稲葉の断面、図10:チョウの足先、
図11:塩結晶、図12:イエバエの複眼、図13:テントウムシの足裏、図14:ゼラニュームの雌蕊、
図15:鯛の鱗、図16:チョウの鱗粉、図17:塩の結晶、図18:柿の白カビ、図19:塩の結晶、
図20:花びら表面、図21:塩の結晶、図22:ハエの翅表面。

(注1) 着彩に用いたコンピューターソフト:Photoshop Elements
(注2) 西永 奨:電子顕微鏡でみるミクロの世界、Newton別冊、ニュートンプレス、(2010.10.15)






                               −完−









タイニー・カフェテラス支配人 文ちゃん

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